温熱療法

定義

温熱療法は、身体を加温することによって、がんに対する免疫力を増強することを目指す免疫療法の1種である。

分類

温熱療法は「局所温熱療法」(がんのある部分を局所的に温める)と「全身温熱療法」(体全体の温度を上げる)に分類される。

局所温熱療法の原理:正常組織とがん組織では同じように加温しても、血管構築の違いなどの理由から、元の温度に戻るまでの時間に差があることが知られている。即ち正常組織は加温をやめると速やかに元の温度に戻る一方、がん組織は1ー2日程度高温が続く。この温度差によりがん細胞の抗原性が高まり、免疫に認識されやすくなると考えられている。

全身温熱療法の原理:局所温熱の効果に加え、全身を暖めると血管内のリンパ球がリンパ管に移動し免疫力が上がる作用もあると考えられている。

参考

がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん”の話

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