定義
寄与割合(attributable risk)とは、要因ありの群の中で発生したイベントの何割がその要因によって起きているのかを示す指標である。
R1(要因ありの群のリスク)、R0(要因なしの群のリスク)とした時、
寄与割合 = (R1 – R0) / R1 = 1 – R0/R1 = 1 – (1-リスク比) = (リスク比 – 1) / リスク比
即ち寄与割合は絶対リスクがわからなくても、リスク比がわかれば計算可能である。
例えば、がんには喫煙、飲酒、食事、運動、感染など様々なリスク因子があるが、このような場合にそれぞれのリスク因子が単独でどのくらい寄与しているのかを評価するために寄与割合を計算する。
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