2016年5月8日現在、東京では不動産バブルが進行中である。
ご近所の物件でまさにそのバブルっぷりを体感できるものがあったので記録として残しておきたい。
アールヴェール文京白山という本駒込一丁目(南北線本駒込駅徒歩1分)の物件である。
2013年、71.62m2の物件が 4,880万円であった。
2016年、8階70.40m2の物件が5,780万円である。
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階数の違いはあるにせよ、若干狭めの部屋が3年間で900万円値上がりしている!!
不動産というものは、ものの実体的価値としては経年劣化するのみである。3年分劣化して900万円上昇というのは、なるほどこれがバブルというものかと体感した次第である。
不動産バブルはいつはじけるのか、ということが近年話題になっているが、その日にはこのような物件は一瞬で1,000万円以上値下がりして何の不思議もない。それでも元の価格に戻った程度の話、もっと下落してもおかしくはない。
家というのは生きていくのに欠かせないものなので、富裕層らの思惑で法外に値段が釣り上げられている現状は苦々しい。しかしながら、自分の親世代がバブルの波の中、不動産を高づかみさせられて、一生かかって返済を終えてみると、老朽化して価格の暴落したマンションだけが手元に残った姿が脳裏に焼き付いているので、同じ轍は踏むまいと思う。
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