過剰診断とは何か?ということについて、がん検診の視点からまとめた記事はコチラをご覧ください。
https://clover.fcg.world/2016/04/02/3073/
過剰診断の問題はがん検診に限った話ではありません。検診には生活習慣病の検診もありますし(むしろこちらの方がメジャー)、最近では遺伝子検査が商業化されてきています。ネットなどで広告をご覧になった方も沢山いらっしゃるでしょう。
さて、過剰診断全般についてバランスよく論じた良書があるのでご紹介します。
H.ギルバート ウェルチという人の書いた過剰診断: 健康診断があなたを病気にする (単行本)という本である。
著者のウェルチさんはダートマス大学医学部教授。過剰診断の問題について実に幅広くわかりやすく論じてくれています。
長らく邦訳がありませんでしたが、2014/12/15に筑摩書房が出してくれました(感謝)。
過剰診断に興味のある人には必読の1冊だと思います。