Windows10ではOSの検索機能が大幅に強化された。Microsoftによれば「PC とOneDrive にあるすべてのファイル、フォルダー、アプリ、設定、写真、ビデオ、音楽を 1 か所から検索できます。」
しかし検索を快適に使い込むに物足りない点が残っている。
検索対象をカスタマイズできない
バックアップをとっていると結果が無駄に重複して出てくることになる。ファイルの種類によっては検索したくないこともある。
検索結果の閲覧性が不十分
検索結果が全件表示されない。表示方法(ソートやフィルターなど)がカスタマイズできない。プレビューが貧弱である(ヒットしたファイル内容をマウスカーソルホバーでプレビューできるが十分とはいいがたい)。などの問題がある。
検索機能そのものは素晴らしいだけに惜しい。もうちょっと手を加えてくれたら完璧なのにと思う。
Windows標準の検索機能では物足りない場合、3rd パーティの製品を使用する必要がある。
代表的なものとして、Lookeen、X1 Search、Copernic Desktop Seacrh、DocFetcherがある。
DocFetcherが完全にオープンソースで無料、他は機能制限無料版と有料版の二段構え(いわゆるFreemium)である。
主な違いは、検索可能な対象(PC内の通常ファイルに加えて、クラウドやOutlookなども検索できるか)、プレビューの表示力、ライセンス形態(期限付きか生涯有効か)などである。
私個人はこれら4製品を比較して、プレビューの美しさ、ライセンスがlifetimeであることから、Lookeenを使用している。以下が実際の使用画面である。
いずれの製品を使用するにせよWindowsとは別に検索インデックスを作成するため、そのダブリが無駄であるが、検索の使い勝手は格段に向上するので手放せないソフトである。
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