HeidiSQLはWindowsで動作するMySQLのフロントエンドである。
Xamppをインストールすると自動的にphpAdminというMySQLのフロントエンドがついてくるが、Webベースなので動作が緩慢であり使い勝手はイマイチである。
HeidiSQLはWindowsのネイティブアプリのため動作軽快で使い勝手が良い。
WordPressを別のサーバーに移行する場合、データベースの移行も必要になる。この作業にHeidiSQLを使うと大変効率がよい。以下に手順を写真付きで紹介する。(なおこの方法自体はWordPressに限らずMySQLのデータベースであればどんな移行にも使用できる。)
前提として移行元、移行先それぞれのサーバーにMySQLがインストールされていて両方とも起動していることが必要である。当然ながら両サーバーともOSがWindowsでなければ使えないテクニックである。
まずは移行元サーバーでの作業から。現在のデータベースの内容をSQLファイルに出力するのが目的である。
1)移行元サーバーのMySQLに接続する。移行元サーバーで作業する場合は、ホスト名/IPはlocalhost、ユーザ名はMySQLのユーザ名(デフォルトではroot)、MySQLのパスワード、ポート番号はデフォルトでは3306で接続する。
2)WordPressのデータベースを選択し右クリックから「データベースをSQLとしてエクスポート」をクリック
- 出力ファイル名を指定して[エクスポート]をクリック。
以上で、移行元サーバーでの作業は終了となる。これで出力されたSQLファイルを移行先サーバーにコピーして、移行先サーバーで以下の作業を行う。
1)[ファイル] → [SQLファイルを読み込み]をクリック
2)下記ダイアログにて移行元サーバーで出力したSQLファイルを読み込む。
以上で終了である。
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