[論文] Relation of risk of contralateral breast cancer to the interval since the first primary tumour.

原題

Rubino C, Arriagada R, Delaloge S, Lê MG. Relation of risk of contralateral breast cancer to the interval since the first primary tumour. British Journal of Cancer. 2010;102: 213–219. doi:10.1038/sj.bjc.6605434

まとめ

1954-1983年 6629名、SIRを使用
CBCの早期、晩期のカットオフは2年がよかった。
早期CBCのリスク因子は腫瘍の広がりと攻撃性(T,N,IBC)。
晩期CBCのリスク因子は年齢と腫瘍のT因子。
早期、晩期とも放射線治療の影響はなし。

CBC発生率
5年 7.1%(95%CI 6.5-7.8)
10年 10.5%(9.7-11.4%)
15年 12.8%(11.9-13.9%)
20年 14.7%(13.6-15.9%)
一般人口に比べCBC発生率は約5倍。
最初の2年間のCBCが特に多い(SIR 25@1年目,10@2年目)

◆対側乳がん(contralateral breast cancer ; CBC)

乳がんサバイバーにおける対側乳がんのリスクは一般人口に比べ2-6倍と推定されている(Parker 1989, Soerjomataram 2005)

対側乳がんは同時(synchronous)と非同時(asynchronous)に分類される。

synchronousは原発乳がんからの播種と考えられている。
非同時(asynchronous)は、原発乳がんとは別物(independent)が大半であり、一部に晩期に生じた原発乳がんからの播種も混在していると考えられている。

原発巣の診断・治療から、synchronousなCBCは比較的早期に、asynchronousなCBCは晩期に生じると推測されている。

早期、晩期を分けるカットオフポイントは恣意的に決められているおり0-12ヶ月と幅がある(Hislop 1984, Basco 1985, Bernstein 1992, Broet 1996, Chen 2001, Gao 2003, Hartman
2005, Howe 2005)。

RubinoらはCBCのリスクを推定するモデルを複数構築した。早期/晩期のカットオフポイントを含まないモデルをベースモデルとし、これにネストする異なるカットオフポイントを含むモデルを複数構築し、逸脱度から最適なカットオフポイントを検索し2年との数字を導いている。

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