ランニングウォッチとは
ランニングウォッチとは、心拍数計測機能、GPS機能、ログ機能、体力測定機能など、ランニングのための機能が追加された腕時計のことである。よいランニングウォッチがあるとスロージョギングが楽しくなる。
ランニングウォッチには様々な機能があるが、機種選びのポイントとして特に重要と考えるのは3点である。
(1) 軽いこと
ジョギング中は腕を振り続けるので腕時計の重さも気になる。軽いに越したことはない。
(2) 時計だけで心拍数が正確に計測できること
心拍計は、時計とは別に胸に巻くベルトが必要なもの、心拍数がでるが数字があてにならないものなどがある。後者は論外であるが、前者も使いにくいので避けた方がいいだろう。
(3) GPS捕捉(ランニング開始前にGPS衛星を探す準備作業のこと)が速いこと
ものによっては数分かかる、捕捉に失敗するなどの事例もあるようである。
(4) ランニングのログが残せること
ランニングウォッチの代表的メーカーは、Epson、Garmin、Suntoの3社である。上記のポイントについて以下、各社のモデルについて考察したい。
Epson
EpsonのランニングウォッチはWristable GPSというブランド名で売りだされている。諸レビューを参考にすると、心拍計は優れているが、GPSの捕捉が遅いようである。画面は白黒液晶である。重さは次に紹介するGarminと並んで軽い。
日本製の信頼感が欲しい人にはEpsonはいい選択であろう。私はGPSの捕捉が遅いというレビューが気になったのでパスした。
Garmin
米国のメーカーである。次のSuntoとともに、ランニングウォッチに詳しい人以外、聞いたこともないメーカーであろうが、この業界では有名である。ForAtheleteというブランド名で複数のモデルを出している。なかでもオススメは以下の235Jである。心拍計、GPS捕捉ともに優れている。画面はカラー液晶であり、重さも軽い。つまりこれといった欠点がない。本体のカラーバリエーション(黒、オレンジ、緑)もある。私自身はこれを使用している。
Sunto
Suntoはフィンランドのメーカーである。AMBITというのがランニングウォッチである。主観の問題ではあるが、見た目がかわいい。しかしスペックを見ていくと、Epson、Garminより重く、心拍数計測に専用のベルトを必要とする。この時点で個人的には選択肢からは外れる。これらの欠点があってもなお、見た目が好きという人なら選択してもよいかもしれない。
まとめ
個人的にはGARMIN(ガーミン) ランニングGPS ForeAthlete 235J BlackRed を活用している。GPSの捕捉は1分以内である。ランニング中に心拍数や走行ペースを確認できるため効率的なトレーニングができるし、後から走行記録(地図上でコースを確認したり、消費カロリーを見たりできる)を見返すと達成感がある。走行記録はスマホとbluetoothで接続すれば自動的にネットにアップされて簡単である。
スロージョギングを更に楽しむために、習慣を定着させるために、是非ランニングウォッチの活用を検討して頂ければと思う。