理想のデスクとは

クローバーの社

前回の記事では最高のワークチェアについて述べた。当然ながら椅子と机はセットで完結する。

本記事では、知的生産のために最適な机について考えてみたい。

身体への優しさという観点からは、ユーザーの身長にあわせて机は高さが調節できることが望ましい。しかし実際に市販されている机を探してみると、子供用の学習机を除き、高さ調節機能のある日本製の机というのはほとんど存在しないことに気づく。まれにあったとしても高さ調節に業者による設定が必須なものもあり、そうなると価値は大きく落ちる。自分で簡単に高さ調節できること、これを最高の机の第1条件としたい。

次に必要だと思うのは、書いたり、タイプしたりする時に机がぐらつかないことである。あまりに軽い机や作りのあまい机だと作業のたびにゆれてしまうということがよくある。このような机では集中力が妨げられてしまう。ぐらつかないこと、これが最高の机の第2条件としたい。

更に長期にわたって使い続けるためには当然、耐久性が重要になる。傷がつきにくく、汚れても掃除しやすいこと、これを第3条件としよう。この目的では金属製品が有利である。

以上の3つの条件を比較的よく満たしているのは、オフィスにある一般的なスチールチェアである。第1条件を満たすものは滅多にお目にかかれないが、第2、3条件は満たせていることが多い。個性やインテリアとしての外観の美しさは期待できないが、機能的には優れている。だからこそオフィスに配備されていると考えられる。

では上記3条件を満たす具体的な製品として、自分自身長年使用した経験からオススメできるのは、イナバインターナショナル オフィスデスク <CDシリーズ>である。

自分の部屋のサイズにあわせて幅80,100,120,140,160,180cmの品揃えがある点も素晴らしい。

残念ながらAmazonからは購入できず、専門の業者から購入する必要があるが、実用的な机をお探しの方にはオススメしたい。

基本的に頑丈な製品であるが、長期間使用するとネジがゆるむようなことが起きてくることもあるだろう。自分自身そのようなことを一度経験したが、稲葉製作所に電話したところサポートの方が自宅にまで来て下さり、丁寧にサポートして下さった。そうしたサポートも安心材料である。

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