同義語
交互作用(interaction)
定義
交互作用(がある)とは、多要因分散分析の文脈において、ある要因の特性値に対する効果が、他の要因の水準によって異なることを意味する。
即ち、交互作用があるとは、多要因分散分析において、各セルの実現値と全体平均値の差分が、主効果の単純な和だけでは説明しきれないことを意味する。
回帰分析の用語で言えば、交互作用とは、従属変数yと独立変数xの関係に剰余変数zが与える影響ある。
交互作用の分析
交互作用の存在がわかったら、その具体的内容を知るためには「単純効果」を調べること(検定)が有効である。単純効果とはある要因(z)の各水準における他の要因(x)の効果のことである。
交互作用の詳細な分析には「セル平均のプロット図」の作成も有効である。