VirtualBoxで仮想マシンを別環境や別フォルダに移動するためには、仮想アプライアンスのエキスポート → 仮想アプラインアンスのインポートという手順を踏む。
VirtualBoxで使用する仮想マシンはvmdk形式(拡張子.vmdk)であるが、このファイルをそのまま別環境にコピーしても残念ながら仮想マシンの移行はできない。
vmdk形式のファイルは一旦ova形式(拡張子.ova)に変換し(=仮想アプライアンスのエキスポート)、このovaファイルを別環境に移動して改めて別環境のVirtualBoxでインポートする(=仮想アプライアンスのインポート)によって仮想マシンは移行できる。
以下に手順を示す。
(1) VirtualBoxのメニューバーから[ファイル(F)] → [仮想アプライアンスのエクスポート(E)…]をクリック
(2) エクスポートする仮想マシンを選択し → [次へ(N)]をクリック
(3) 出力ファイル名を指定し、[次へ(N)]をクリック
(4) [エクスポート]をクリック
(5) 数十秒~数分、以下の画面に何の変化もないが、待っているとプログレスバーが動き始める。
参考
VMDKとは
VMDK (Virtual Machine Disk)とはVMware WorkstationやVirtualBoxなどの仮想マシン上で仮想ハードディスクドライブのコンテナを記述するためのファイル形式である。 物理マシンにおける1台のハードディスク・ドライブを仮想マシン上で表現する1つのファイルである。
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