Windows10では「セキュリティが強化されたWindowsファイヤウォール」を用いてファイヤウォールの詳細設定を行う。
起動方法は(1)Windowsのスタートボタンをクリック → (2)「セキュリティ」と入力 → (3)表示されるアプリケーションから「セキュリティが強化されたWindowsファイヤウォール」をクリックして起動するのが最も簡単であろう。
以下、Xamppに同梱されているFileZillaサーバーのファイヤウォールを開放する場合を例にとって操作手順を説明する。
セキュリティが強化されたWindowsファイヤウォールが起動したら、[受信の規則] → [新しい規則]をクリックする。
ウィザードからプログラムを選択し[次へ]をクリックする。
続く画面で、このプログラムのパス(T)を選択し、[参照]ボタンをクリック、ファイヤウォールの規則を設定したいアプリのパスを選択(ここではFileZillaサーバー) 。
デフォルトのインストールであればC:\xampp\FileZillaFTP\フォルダをオープンすると以下のファイルがあるので「FileZillaServer.exe」を選択 → [開く]をクリックする。(FileZilla server.exeというファイル名にブランクのあるexeも存在しており違いがよくわからないが空白なしの方を使用すればサーバーとして問題なく動作することを確認済である)。
選択後、先の画面に戻って[次へ]をクリックする。
続く画面で「接続を許可する(A)」を選択して[次へ]をクリック。
続く画面では規則を適用する場面を使用条件に合わせてチェックして[次へ]をクリック。
いよいよ最後の画面、規則の名前を付け、必要なら説明も加えて[完了]をクリック。
以上で設定終了である。
これでFileZillaサーバーがクライアントからのアクセスを受信できるようになる(即ちFTPS通信のサーバーとして動作可能になる)。
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